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いつかパチンコがなくなる日の光景。

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CrowdWorks(クラウドワークス)

わたしは土曜日と日曜日が嫌いだ。

 

普段の日は学校があるからいいけれど、お休みになるとわたしは弟の面倒を見なくてはいけない。家から出てはいけない。そういう決まりだ。

 

でも、弟のことを考えるとかわいそうだから、わたしは家にいる。

 

さむはまだ4歳だから、一人で外に遊びに行けない。だからお休みの日だけじゃなく、普段の日もずっと家にいなきゃいけない。

 

わたしが学校に行ってる間もずーっと家にいる。

 

かわいそうだ。だから、遊んであげる。たまにおとうさんたおかあさんにバレないように公園にも連れてってあげる。

 

さむは笑顔でブランコに乗っている。でも、わたしは昨日、友達のえりなちゃんに言われたことを思い出して、急に涙がこぼれてしまった。

 

「まりんちゃんのおとうさんとおかあさん、いつも朝から遊んでるんでしょ?お仕事してないってホント?お仕事してないってことはお金持ちなの?」

 

ちがう。うちはお金持ちなんかじゃない。いつも食べ物はカップラーメンや缶詰。たまに、ちっちゃい袋に入った柿ピーのときもある。

 

それと、おとうさんとおかあさんはお仕事をしている。ぱちんこというお仕事。ちゃんとお給料をもらっているから、たまには焼き肉に連れてってくれる。そういう日のおとうさんとおかあさんは機嫌がよくてすごくやさしい。

 

でも、えりなちゃんに言われたことを思い出すと涙が出てくる。なぜだろう。

 

おとうさんとおかあさんがはたらくぱちんこのことを同じクラスのケンタくんは「いほー」と言っていた。

 

わたしは何かわからず一度、おとうさんに「ぱちんこっていほーなの?」と聞いたらぶたれた。

 

酔っ払ったおとうさんは「さんてんほうしきが、、、」とむずかしい言葉を言ってものすごく怒っていた。だから、きっと「いほー」なのではない。

 

でも、ちょうど昨日、公園にいたおにいさんたちがすまほを読みながら話していた。

 

「あそこのマンションにうらぱちんこ屋があったんだけど知ってた?」「まじで?」「てきはつされたらしいよ」「いほーとばくっていうけどさ、ふつうのぱちんことどうちがうんだろーな」「おかしなよのなかじゃね?」「じゃあ、おれがかってにぱちんこ屋はじめたら、いほーでつかまるのかな?」「むかし、かってにはじめたやつらはつかまらないのにね」

 

 

わたしはおとうさんとおかあさんのお仕事があまり好きじゃない。

 

201x年

 

この1週間はすごくつらかった。

 

毎日おとうさんとおかあさんはイライラしていて、わたしとさむのことをたくさんぶった。

 

「なんでだよ。これからどうやって生きてくんだよ」

 

おとうさんとおかあさんは「にほんでぱちんこがはいしになった」とおこっていた。すごくかなしそうな顔をしていた。

 

だけど、いつのまにか、だんだんおとうさんとおかあさんはかわっていった。

 

ある日の日曜日、おとうさんは笑顔だった。

 

「まりん、さむ、お馬さんを見に行くぞ」

 

わたしたちは、けいばじょーというところに行った。たくさんの人がいる。お馬さんが走っている。みんな楽しそうだった。わたしも楽しかった。

 

でも、おとうさんはお馬さんにすぐにあきてしまったみたいで、次の日曜日はボートがはしるところ。その次の日曜日はバイクがきょうそうするところ。

 

そして、その次の日曜日はみんなでつりに行くことになった。

 

湖に行って、つりをする。お弁当もみんなで食べた。おにぎりもたまごやきもウインナーもおかあさんの手作りだ。すごくおいしい。

 

おとうさんとさむはなんと5ひきもお魚をつっていた。夜はふたりがつったお魚をみんなで食べた。ほかほかのごはんとおさかな。

 

おなかいっぱいになって、おとうさんもおかあさんもわたしもさむ、みんなでお風呂に入っていっしょに寝た。

 

おとうさんは次の日、朝はやくおきると、すーつという服を着ていた。おかあさんもおしごとにいくといっておけしょうをしていた。わたしとさむは学校に行く。

 

いっしょにお家を出る。みんなで手をつないで駅まで歩く。

 

駅のとちゅうにあった、むかし、おとうさんとおかあさんがだんぼーるをしいてならんでいたばしょには、あたらしくパン屋さんができていた。

 

おいしそうな、やさしいパンのにおい。

 

それをかいでいたら、わたしのおなかがぐーっとなった。

 

「まりん、さっき朝ごはん食べたばかりじゃないの?もー、くいしんぼうなんだから」

 

おかあさんが笑った。それにつられておとうさんとさむも笑った。

 

それを見たまちの人たちも笑っていた。

  

すごくはずかしかったけど、気がつくとわたしも笑っていた。

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